2年目の冬のあたたかさ

 

 

この場所の更新が年単位になっているような気がしつつ、なんとか舞い戻ってきました。

まだ春と言い切れるほどではないけれど、冬至を越え一月を終えるとぐっと陽が長くなり、あの永遠のような重く寒く暗い冬が遠のいていくのをひしひしと感じるようになり。

そうすると、あの生命力のかたまりのような野草たちが、そこここでまた芽吹き始め、一気に枯れ草色の世界が緑へと変わっていくのです。

夏は真夜中もうっすら地平線が明るく、3時4時には夜明けが始まり、23時を過ぎてやっと再び夜が来る。それに対して冬はそれが真逆になり、日の出から日の入りまでが6時間ほど、それぞれの前後は薄暗いため体感日照時間が3~4時間…といった感じに。

季節によってそれだけの差があるということは、日割りにすると1日あたりの変化が日本に比べるとかなり大きいということで、一旦暗黒の日々を抜けると、一気に生命がほとばしるように世界が姿を変えていく。

昨年はその激しく厳しい自然の移り変わりと共に生きていくことに必死で、気がつけば自分はどっぷり冬季鬱になっていました。(産後うつとのコラボレーション) しかも、冬の時点では状態が悪すぎて、自分がそうなっていることにすら気が付かず、春が来た時点で「冬将軍と戦ってきました燃え尽き症候群」のようになり、ようやく「なんかおかしいぞ」と。

そこからはダラダラと生きることを年間通して日々粛々と実践したため、今年の冬はなんとか無事に乗り切ることが出来た、という次第です・・・。冬、こわい。ビタミンDは神。

そんなこんなで今回オチは特にないのですが、まずはここに戻ってくることから・・・ということで。

今年は、角度を変えてスコットランドの写真を撮ることもしていきたいけれど、ここで暮らしてなんとなく普通になってきたこと、見えてきたような気がすること、そういうことを整理して選んでいく、そんな年にできたらなあと思っています。いつも足取りは亀。

みなさまお身体、心を大切に、ご自愛ください。

ありがとうございます。

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